当社がたくさんの企業様から
ご依頼をいただく理由

それは技術技能にあります

日本国内でも数社しかできないボイラーチューブの極小R曲げ加工や、
シームレス3D曲げ加工、特殊合金の表面改質肉盛り溶接が当社の特徴的な技術です。
これまでは、ボイラーチューブの極小R曲げ加工の加熱は、ガス加熱で行っていました。
現在では高周波誘導加熱(IH)に変更したことで加熱パターンの再現性が飛躍的に向上し
極小R曲げ品質の安定化がより一層図られています。

TECHNOLOGY 01 極小R曲げ加工

パイプ外径Dに対する曲げ半径Rの比R/Dが1より小さい場合、その曲げ加工は極小R曲げ加工と呼ばれ、熟練した技術と深い経験を要します。

ボイラ用炭素鋼鋼管
STB340Φ38.1×3.5t

R=60(1.5D)

R/D=1.5(曲げR60)

R=40(1.0D)

R/D=1.0(曲げR40)

R=25(0.6D)

R/D=0.6(曲げR25)

R=19(0.5D)

R/D=0.5(曲げR19)

ボイラ用炭素鋼鋼管
STB410Φ57.1×6.5t

R=86(1.5D)

R/D=1.5(曲げR86)

R60=(1.0D)

R/D=1.0(曲げR60)

R40=(0.7D)

R/D=0.7(曲げR40)

その他材質例

  • SA213-TP347H(SUS347H相当) / Φ38.0 x 4.8t
  • STBA22-S / Φ42.7 x 4.5t
  • STBA24-SC / Φ45.0 x 7.0t
  • 火SUS309J3LTB / Φ54.0 x 6.0t
  • 火SUS310J1TB / Φ45.0 x 5.0t
  • 火SUS310J1TB / Φ54.0 x 6.0t

TECHNOLOGY 02 シームレス3D曲げ(最大15曲げの実績)

3次元に複雑に曲がったパイプを、溶接接手を用いずに曲げ加工で製作しますが、当社ではその加工をシームレス3D曲げ加工と呼んでいます。
溶接継手がないため、品質、美観に優れた加工方法と言えます。

連続13曲げ

連続13曲げ

連続7曲げ

連続7曲げ

TECHNOLOGY 03 表面改質肉盛溶接

当社で行う肉盛溶接は表面改質を目的にしたものが多く、Inconelやステンレスといった耐腐食性能を向上させることが狙いです。
母材の製品形状や溶接材料に応じて、プラズマ溶接やパルスMIG溶接といった溶接方法や溶接姿勢を検討し、極低希釈の肉盛り溶接を可能としています。

水冷壁炉内肉盛り溶接 肉盛り溶接材料 Inconel625

水冷壁炉内肉盛り溶接
肉盛り溶接材料 Inconel625

ボイラーチューブ全周肉盛り溶接(カットサンプル)肉盛り溶接材料 SUS309L

ボイラーチューブ全周肉盛り溶接(カットサンプル)
肉盛り溶接材料 SUS309L

水冷壁炉内肉盛り溶接 肉盛り溶接材料 SUS430

水冷壁炉内肉盛り溶接
肉盛り溶接材料
SUS430

肉盛り溶接金属の希釈率測定

肉盛り溶接金属の
希釈率測定

POINT01

品質マネジメントISO9001認証

当社では品質管理責任者の元、製品の品質管理を徹底しています。
各工程では当社で技能認定された技能者のみが作業に当たっています。特に、特殊工程に分類される溶接工程では、国際溶接技術者(IIW-IWE)、溶接管理技術者WES8103(特別級・1級)の管理の元、JIS、厚生労働省、その他適切な資格を有する溶接技能者が溶接作業にあたり、溶接品質を担保しています。
また、日本非破壊検査協会認定の非破壊試験技術者により
溶接品質を確認するとともに、検査計画・要領、工程検査、最終検査、
検査記録書を経て出荷・納品をしています。

POINT02

納期工程計画

営業部・製造管理部・製造部が一堂に集まり、工程計画をレビューし進捗管理を確実に行うことで納期厳守を達成しています。また、お客様との情報を密にし、立会検査日程の調整などを行いながら工程を管理しています。

POINT03

コストコストダウン提案

見積依頼の段階から製造管理・製造部が仕様書のレビューに係り、お客様に対してコストダウン提案ができるような体制を敷いています。また自動化、ロボットをキーワードに人的工数の削減に常に取組みコストダウンにつなげています。

POINT04

柔軟な製作対応最短即日 最小1個

お客様のプラントで急な不具合が出た時など、特急で製品を製作することもあります。
当日材料を持込まれ、当日持帰られた実績もあります。
※特急料金を頂いております。ご了承下さい。